2020年1月1日水曜日

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同じ高配当銘柄なのに増配率では雲泥の差_アルトリアとAT&T

アルトリアとAT&Tの過去10年の四半期配当の推移がこれ。

年度 MO AT&T
2010 $0.38 $0.42
2011 $0.41 $0.43
2012 $0.44 $0.44
2013 $0.48 $0.45
2014 $0.52 $0.46
2015 $0.57 $0.47
2016 $0.61 $0.48
2017 $0.66 $0.49
2018 $0.80 $0.50
2019 $0.84 $0.51

これみればさ、どっちに投資したくなるか一目瞭然でしょう。

両銘柄ともダウ銘柄だったのに除外されて、今では高配当銘柄の筆頭株になっている。
しかし、増配の勢いは俄然、アルトリアにある。AT&Tは牛歩並みのトロさ。

AT&Tは債券か?と思いたくなる。株価も配当も大した上昇が見込めない。
それに比べ、アルトリアの株価は昨今浮き沈みがはげしいが、増配はまだ低迷していない。

アルトリアの魅力は過去10年の増配率がほぼ8%以上を維持している点。
配当額は毎年上昇しているが、株価は乱高下が激しい。
高配当の利回りでないときもあるが、その時は株価が上昇しているとき。
アルトリアが配当利回り4%以下になれば、今度はキャピタルゲインに目が移る。

上記のように10年でこれだけの差がつくのであれば、リスクを冒してでもAT&Tよりアルトリアに投資したくなる。

高配当の利回りで買える点ではAT&Tとアルトリアは同じだが、アルトリアは更に増配率8%が期待できるのがAT&Tと違うところ。

あくまで過去の実績での話だから、そこは注意が必要。

でもなぁ、毎年増配率8%をキープして、配当利回りが10%を超えないということは株価もそれ相応に上昇していることの裏返しじゃないのか?

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