2019年12月4日水曜日

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給与収入は累進課税、株式投資は定率課税、うーん累進だったらと思うと怖い

給与年収の場合、通常は税込み。年収1千万円の大台でも手取りは減る。
国税庁のNo.2260 所得税の税率のサイトを参照すると、

330万円越えで695万円以下で税率20%
695万円越えで900万円以下で税率23%。
900万円越えで1,800万円以下で税率33%。


4000万円越えで税率45%。

900万円超えると一気に10%跳ね上がる。
年収が4000万円を超えるとおおよそ半分(45%)が税金で持っていかれる。
野球選手の年棒契約のニュースで、1億円プレーヤがでたとしても、実際は1億円の手取りはないのではと思っている。
よく言われる、「税金で半分持っていかれる」のフレーズは、正確には、この45%を指していると思っている。

株式投資の場合は、投資利益に対する税率は20.315%。
貴方が年間695万円越えの利益を得たとしても、累進されることはない(今は)。
1億円儲けたとしても、所得税の最高税率45%が適用されない(今は)。

投資利益に対して累進課税が適用されない理由は知らないが、現状はそうなっている。

労働に対する収入に関しては累進課税、投資利益は定率課税。

ピケティ氏は、資本収入の拡大は労働収入の拡大より大きい(r>g)といったが、
累進課税は、伸びの小さい労働収入に適用されている。そりゃ、伸びなくなると思うよ。

株式投資に累進課税が仮に適用されたら、一気に株式市場は縮小しそうだから、これはこれで怖い。

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