2019年12月3日火曜日

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2倍株になると株価暴落よりも焦って売り急ぐ心理_最高値更新後のちょっとした下落局面

長期投資、まぁ20年程度銘柄を保有し続けると、下記の場面に遭遇する。

①十分利益が出ている銘柄。
 リーマンショックが来ても暴落しても、まだ利益は確保できそうな銘柄。
 投資金額でみれば、高配当なので、持ち続けようと思える。

②現在利益は出ているが、次の暴落ではキャピタル損が出そうだろうなと思える銘柄。
 景気循環株でもあるので、投資利益のブレは大きい。
 投資金額でみれば、高配当なので、持ち続けようと思える。

③投資損確定の塩漬け株。
 企業の不祥事や事業経営ミスで大損ぶっこいた銘柄。
 売るのも面倒くさいので放置。
 どこかの企業が買収してくれれば良いと思っている銘柄。
 無配に転落。

①,②の評価益で十分利益が出ているので③の投資損は相対的に小さくなる。
「大きく勝って小さく負ける」って感じの上記例を示した。

長期かつ分散投資すれば、分散された複数銘柄のなかでも損益に差が出てくる。
分散投資は全体で利益が出せればOKで、分散全銘柄で利益を出す必要はない。
10倍銘柄に巡り合えるかもしれないし、クオーター銘柄(株価4分の1)に巡り合う可能性もある。

長期投資で意識することは、利益銘柄をすぐに確定しないこと。
これは私個人の身に染みた経験に基づく格言。

2倍銘柄が2倍になったら4倍株だからね、10ドルが40ドルになる。
1/2銘柄がさらに1/2になると、10ドルが2.5ドルになる。

両方とも10株ずつ持っていたら、
100ドルが400ドルで投資益300ドル。
100ドルが25ドルで投資損75ドル。

投資益は青天井。
投資損は次第に100ドル近くまでに縮小する。
株価が倍々ゲームになるほうが利益が大きい。ハーフハーフよりもね。
「ついている奴はつきまくる」、それを楽しめる。

リーマンショック後にグーグルを買っておけば、それを楽しめた。
ビザIPOに買っておいても、それを楽しめた。
でも、株価が2倍になると、急落時よりも焦りまくるんだよ。

もうこれ以上高望みをするのは止めよう。一度利確しておこう。などの心理が働く。

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