2019年11月1日金曜日

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長期投資にはホームランもヒットもない。バンドぐらいかな。

プロ野球の醍醐味は、さよならホームランやヒットエンドラン。
『送りバンド』で点数を稼ぐ地味のようなことはしない。

投資でもそう。
毎年の投資利回りを争って、銘柄選択に頭を使う。
1年で株価2倍になるようなホームランの株を狙う。
数か月数割株価上昇するようなヒット銘柄も狙う。

そうしないと、野球(投資)をした気になれないんだよ。

最初から長期投資を目指す人は少ないと思う。
短期投資などをいくつも経験した後に、
ほったらかして置いた銘柄の方が投資利回りが良かったと気がついたりするものだ。

バフェット氏は、ストライクが来るまで待てばいいと言ったかもしれないが、
素人投資家には、ストライクゾーンが分からない。
それに、ストライクの球が来ても、タイミングを間違えば空振り。

だから、球にバッドを近づけるしかない、バンドしかない。
バンドで球にあてたら、全速力で1塁へ走るしかない。

長期投資は、バンドの繰り返し、正直ホームランをヒットを狙っても大方、空振り三振になるのだから、バンドで地味に稼ぐ。

これを続けるのは並みの努力じゃできない。
一度でもホームラン(またはヒット)を打ってしまうと、勘違いしてしまう。

30年間、株式投資でバイアンドホールドにて億り人になった記事をまだ見たことがない。
どうしてかと思う。
数年で億り人になった記事はあふれているのに。

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