2019年11月24日日曜日

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分散リスクばかり考えて投資すると_ビザ株をいつまでも買い増しできない

10銘柄に投資して、その10銘柄の評価投資金額が均等になるように常に再調整する投資。
この10銘柄の評価額が常に均等にする理由は何?

「どの10銘柄が暴騰・暴落するかは分からないから、均等にしておけば最適な利益が得られるはず」ってとこかな。

この「最適」と言っているのは、極端な下落を避けられる反面、極端な暴騰でも利益を多少あきらめる。理屈はわかるし、そう言う投資法もある。

例えば、10銘柄のなかにビザ株とGE株があると仮定しよう。

ビザ株は、過去10年で約10倍ほど株価が上昇。
GE株は、ダウ銘柄から除外されて株価は下落基調。

分散リスクに従って常に持ち株の評価額を均等にしようとすれば、
買い増す銘柄は、どれになる?

GE株

ビザ株は株価が上昇しまくっているので、勝手に持ち株の評価額が上昇する。
GE株は株価が下落基調だったので、買い増ししてあげないと、持ち株の評価額の底上げができない。

持ち株10銘柄の中で「成長している銘柄」を買い増しする機会を逃すことになる点。
更に言うと、成長が鈍化している銘柄に投資資金を費やしている。
まぁ、長期投資観点で言えば、短期間の成長鈍化なら、その銘柄に投資したほうが見返りが大きいこともある。

これを理解しているなら、常に持ち株の評価額を均等にし続ける分散投資でも問題はないと思うよ。


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