2019年11月26日火曜日

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1億円の壁の先に行っても、所有しているだけなら何も変わらんよ。

億り人になっても、ただ1億円持っているだけで、そこから何かが変わるかと言えば何も変わらない。
私「1億円持ってます」と宣言する人なんていないんだし、言ったところで誰も信用しない。
むしろ、大企業の肩書き(部長、役員)のほうが信用度が付くみたいだけどね。

ただ資産を持っているなら、百万円も数千万円も数億円も変わらんと思う。
ただの所有欲を満たしているだけの金額の差でしかない。
30坪の広さの家でも建築費3千万円と1億円では豪華さ違うと思うけど、広さは30坪に変わりはない。

裕福層とか資産家を継続するには、ただ資産を持っているだけでなく、それを維持するか膨らますことに長けているから、資産が続く。

配当での生活を目指すなら、所有している資産で生活を賄うための資産形成を行う。
資産をただ持っているのではなくて、その資産からお金を生みだす方法を株式投資の配当で補う術を知っているから、「配当生活」が成り立つ。

「宝くじで3億円当選した人」と「株式投資で3億円に増やした人」の違いは何?
今3億円を持っている時点では、両者ともに「億り人」だし、裕福層カテゴリに属する。

大方の人が勤労収入では成しえなかった億円の世界も、散財で「あっという間の世界」。

大判ぶるまいして、自宅購入に5千万円、世界旅行で1千万円、高級自動車に1千万円。
そして、毎年の生活費に8百万円使ったら、4年と持たない。
1億円もあっという間になくなる。
不動産価値は残るけど、大方あまりいい投資ではないよね。

だからと言って一生「1億円の札束を眺めている」訳にもいかない。

フルの配当生活を目指して1億円の資産になっても、何も変わらない。まだ途中。
フル配当生活としては元本資金がまだ足りないしね。
4%の配当利回りで見積もっていたら、次のリーマンショックですぐに破綻が見えている。

ある程度年金が見えているなら、1億円未満でも年金+配当でいけるかもしれないが、年金支給まで待たなきゃいけない。

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2 件のコメント:

黒田順之介 さんのコメント...

相変わらず鋭い切り口ですねぇ。w
金持ち宣言しても寄ってくるのは吸血鬼だけ。

私も何とか億り人の立つ瀬が見えてきたけど
其処に割って入って得る物が有るかな?

ぶっちゃけ今でも妬まれる金額は有るけど
他人に言っても妬まれるだけだし。
マイナスしか起こらない。ww

ガンプ さんのコメント...

「となりのお金持ち」を再度読み直したら、腑に落ちることばかり。
「世間体を気にするより、お金の心配をしたくない。」
倹約しているつもりはないけど、世間からみれば、貧乏くさいのだろうなと思われている。
習慣だからしょうがない。しかし、どーでもいい。

一番大事と思えるのは、健康と時間。

おっしゃる通り、億資産持って急に見え張っても吸われるだけだなと思う。
静かに黙っておくに限りますね。