2019年10月8日火曜日

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企業年金凍結、公的年金減額のリスクにどう対処する?_年金は分散できないが、株式投資はできる

GEの年金基金凍結のニュースが飛び込んできた。
日本でも、過去にパナソニックが企業年金減額がニュースになった。
企業年金が整備されていること自体恵まれているが、企業年金もあてにはならない。

年金の運用も言ってみれば、運用資産で年金を払い続けなければならないのだから、
このマイナス金利のご時世に相当苦労しているはず。

公的年金も同様。公的年金の見込み額が減らされなくても、生活必需品のインフレが正しく加味されなければ、減額されているのと変わらない。

株式・債券投資などの資産運用を個人で実践していれば分かると思うが、毎年年金を払うための運用がどれほど大変か、わかるはず。5%金利の債券が日本にあれば、苦労はしないが、今の日本にそのような金融商品はない。

企業年金も公的年金も、投資先はそれぞれ一本、勤め先企業と日本政府。
分散できない。減額されても、どれかで補うことができない。

これが株式投資だと、例えば10企業の銘柄に投資しておけば、
数銘柄が減配しても、他の銘柄が増配をして埋め合わせてくれれば、
それでトータルの配当金が減少するのを防いでくれる。

株式投資の配当も慎重に銘柄を選べば、企業年金の代わりになってくれる。

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