2019年10月9日水曜日

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ビザは60年以上のオールド企業、カード決済を加速させたのはビザ自身ではなく、フィンテック企業じゃないのかと。

BankAmericardとして、1958年に設立された。上場したのは2008年。
企業としてはオールド
今の時代にマッチした新しいビジネスモデルや、新市場を創造した若手の企業ではない。

クレジットカード市場全体は成長しているのだろうけど、
どちらかというと成長を拡大させているのは、
スマホ決済のような触媒(カード決済手段の多様化)があったからと感じる。
まぁ、カード発行会社のカード発行営業努力のほうが大きいかもしれないけど。

マイクロソフトも似たようなものだ。
WindowsOS上で動くアプリケーション、例えば、オフィスソフトやメールソフトを使うのにLinuxやMacOSよりも便利なソフトも豊富だから、WindowsOSを買わざる負えない状況になっている。
Windowsが動作するPCも、Macに比べれば機種も豊富だし、相対的に安い。
今だにWindowsがクライアントOSのトップシェアを独占している。

ビザもマイクロソフトも、ビジネスの土台部分を抑えている。
ネット決済がないとクレジットカードは使えない。
OSがないと、ブラウザもオフィスソフトも使えない。

ビザとて単独でカード決済のボリュームを成長させることはできない。
世の中のキャッシュレス促進が、ビザ、マスタを潤わせている。
まるで、今回の消費税増税に合わせたキャシュレス促進活動は、
ビザやマスタのために日本政府が働いているようにさえ見える。
ロビー活動でもしているのかと勘繰りたくなる。

ビザやマスタの株価が上昇基調にあるのは、外部環境の影響の方が大きいと思う。
スマホがなければ、ここまでカード決済が促進されなっただろうと思う。

ビザが注力しているのは、決済とつくものは、全てカード決済にさせる努力。
企業発行通貨でも、仮想通貨でも、すべては従来のクレジットカード決済市場を通じて決済してくれればいい。
ビザ、マスタの株主なら、そのような願望はないか?

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