2019年10月30日水曜日

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リセッションが来れば、配当の有難味が良くわかる_配当を支払い続ける企業努力もね

過去10年も米国株の上昇基調が続くから、今後も上昇するような錯覚や思い込みが気づかないうちに、身についている。

10年も株価上昇すれば、株価投資の意義は、株価の上昇を見込むのが投資目的になる。
株価が2倍、3倍になるのを尻目に、『数%の配当で満足できるかっての?』が主流。

米国株がリセッションに陥れば、株価上昇する銘柄は限られてくる。
ダウ指数が下落基調に転じれば、所詮30銘柄の指数なのだから、上昇するダウ銘柄なんてあるのかと思う。

景気が不況になっても配当を出し続けてくれる銘柄の有難さは、
その時にならないとわからないだろう。

不景気でも、生活必需品のような企業は、売上減少がそれほど下落しない。
リーマンショックやドットコムバブルのときの、設備投資削減、経費削減の嵐を知っていれば、OSを含めソフトの新規購入を先延ばし、サブスクリプション口数を減らすだろうし、消費を控えることでカード払いの金額も減少する。
マイクロソフトやビザとて、景気後退には逆らえない。
それでも、両銘柄とも配当は維持してくれると考える。

減配する決定を取締役会はあまり好まない。
経営の失敗を認めるような行為に映る。

不景気を理由に減配するような銘柄は避けるべき。
不景気でも配当を維持できる銘柄を探すべき。


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