2019年10月29日火曜日

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高配当銘柄の代表格AT&TとAltria、満期のない債券としてみる

AT&TとAltria、どちらもかつてはダウ銘柄(Altriaはフィリップモリス)だった。

つい最近までは株価下落して高配当株にふさわしい称号を授かっていたが、
ここのところ株価は盛り返している。
業績が好調というよりは、売られ過ぎの反動か、相場全体の地合いの盛り返しという感じ。

株価は盛り返しても、高配当利回りであることに変わりはない。

AT&TもAltriaも、新規事業を展開するのに買収を利用している。
AT&Tはタイムワーナー、Altriaはジュールにクロノス。
基本的には、投資会社。
通信費、タバコという現金が確実に入ってくるので、事業拡張にはそれを利用する。
配当もそこから支払われるので、安定している。

AT&T、Altriaの株価が低迷して、配当利回り10%まで下落することは過去にはなかった。
過去実績で株式投資をするならば、配当利回り8-9%程度が株価下落の限界値かと探りたくなる。

高配当銘柄で注目したいのは、その配当の持続性。

『満期のない債券』として配当利回りが維持されるならば、
バイアンドホールドを貫けば、配当が維持される夢のような債券になる。
バイアンドホールドなので、買ったら売らずにいればいいので、
株価が下落しても気にしない。
配当額が不変か増配であれば問題ない。
売らないんだから!
売る必要もない株価を気にする馬鹿はいない。

20万円で年間1万円の利子(配当)を貰える債券が15万円になろうが10万円になろうが、
年間1万円の利子が永久に続く(期待する)ことに意味があるので20万円のときに買えたことを悔やむ必要はない。

言い過ぎたかな。

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