2019年9月13日金曜日

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株式投資が怖いのなら、貴方の公的年金も怖い

株式投資をギャンブルと見る人は多い。

宝くじを買う人でさえ、株式投資をやらない人は多い。
宝くじは夢を買う商品で、はずれてもお金は社会に役立つと言い訳する。
それなら、競馬も競艇も同じ理屈と思う。

貴方が毎月支払っている、国民年金、厚生年金の資金の一部が、
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)を通じて、
国内外の株式で運用されている。

だから、S&P500・日経平均株価は、長期では上昇してくれないと将来困ることになる。

米国株投資をしている人のなかには、
米国株の優位性を示すために、日本株はオワコンと評すが、
それは結果として、公的年金の運用失敗を望んでいるようにも見える。

大手上場企業への株式投資はダメでも、
大手上場企業への勤労(入社)は勝ち組とみなされる、
という理屈はどこからくるのかと思う。
『労働』と『投資』とでは、『労働』のほうが美化されているようだ。
しかし、投資がなければ、そこに労働者は集まらない。

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