2019年9月10日火曜日

記事

ビザ・マスタ株最高値から1日で数%下落_「シティグループのカード事業に賭ける」記事が目を引く

昨日のビザ株価-2.26%、マスタカード株価-2.75%、ペイパル株価-4.2%。
MVP御三家に何かあったのかと、思うぐらい下落した。
ダウ平均株価は、それほど下落しなかったのにね。

ビザもマスタも株価は過去最高値タッチ後からの下落だから、
ただの調整かもしれない。

ペイパルはCEOが30,000株売ったことと、
新興株なのでそれぐらいの株価変動はいつものことと思うが、
ビザ・マスタは久々に大きく下落したって感じ。

マスタの1日の株式取引出来高は、通常の327万株が、昨日は460万株。
ビザの1日のそれは平均と変わらずだった。

色々ググると、昨今の米国のカード発行会社の動向が分かれ始めているらしい。
この記事がそれこっちの記事でもいいけど。

米国で3番目にクレジットカードを発行しているシティグループは、
米国経済の減速にも関わらず、クレジットカード事業に賭けており、
収益の1/3を占めている状態。
それとは反対に、競合会社のディスカバリーファイナンシャルは、
今、個人ローンの引き締めを行っているとしている。

ビザ・マスタはカード決済処理メインなので、
クレジットカードの貸し倒れの負債は負わないかもしれないが、
貸し倒れが多くなると、それだけカード決済量は減少するので、
ビザ・マスタとて無傷ではいられない。

否、待った、昨日の数%の下落からここまでこじつけるのは行き過ぎだが、
ビザ・マスタとてカード発行会社とは共存共栄ということを改めて考えさせられる。

まぁ、おそらく昨日の下げは、高値からの利益確定売りが増えたんだという推理もある。

っていうか、

ビザ、マスタ株が短期間で上昇し過ぎていないかの不安のほうが大きい。

0 件のコメント: