2019年9月23日月曜日

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長期個別銘柄投資では、リーマンショック並みの下落は100年に一度じゃなく、それ以上の頻度でやってくる。

ダウ工業平均株価指数のリーマンショック前後付近での最高値と最低値を週間ベースで、
’07年10月8日の指数株価$14,093は'09年3月2日に$6,626まで下落し、約53%の下落。

リーマンショックの時期以外で、
個別銘柄で株価が半値になるような下落はないかというと、そんなことはない。
今はダウ銘柄でも結構やらかしている。

①アップルのリーマンショック後の大きな株価下落ベースは大きく3つ。

'07年12月24日の株価$199.85から'09年1月12日に$82.32まで下落し、6割弱の下落。
'12年9月17日の株価$700.07から13年4月15日に$390.53まで下落し、約45%の下落。
’18年8月27日の株価$227.63から’18年12月31日に$148.26まで下落し、約35%の下落。

上昇も大きければ、下落も大きい銘柄。心臓に毛生え薬が必要。

②マクドナルドなら、リーマンショック前に大きな下落をやらかしている。

’99年11月15日の株価$48.38が’03年3月3日に$12.82まで下落、約7割以上の下落。
4年もの間下落基調だった。

③コカコーラも負けていない。

’98年6月22日の$85.82から’03年3月3日に$37.7まで下落し、約5割以上の下落。
約5年もの間下落基調が続いてたわけだが、バフェット氏は手放さずに持ち続けていた。

個別銘柄の長期分散投資をすれば、”リーマンショック並みの指数株価下落相当”
の下落になる個別銘柄に巡り合うことは『あると想定したほう』がいい。

いや、損切りルールを決めれば、株価が半値まで持つことはないよ、
と考えるかもしれないが、それじゃ長期投資は貫けない。

『長期投資で損切りルール』を決めると、数年後には銘柄が総入れ替えになる
可能性が十分ある。

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