2019年8月30日金曜日

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電子タバコへのリスクヘッジ_タバコ会社Universal 増配49年の高配当

タバコ銘柄と言えば、MO、PM、BTI。
これらの3銘柄は今、電子タバコ、加熱式タバコへ、事業を集中しようとしている。
しかし、各国とも電子、加熱式タバコへの規制に乗り出してきた。

JUULの躍進が目に障り、規制が強化されれば、
アルトリアのJUULへの投資は成功とは言えなくなる可能性もある。

そこで、アルトリアの投資でヘッジする方法はないかと考えてみた。

Universal Corp(UVV)、タバコ会社に生タバコ葉を供給する会社。
販売先は、中国国立タバコ、アルトリア、BTIなど。

電子タバコ、加熱式タバコの規制が強化されれば、
逆に従来の紙巻タバコ販売量の衰退が止まりやしないかと。
そうなれば、タバコ葉の需要が逆に増える、という見立て。

生タバコの葉を供給しているUniversalは、
アルトリア、BTIの投資へのヘッジとならないかと。

しかし、Universalといえども、タバコ関連会社に変わりはない。
タバコ産業の市場がシュリンクすれば、株価も下落する可能性は十分ある。
現に、Universalの今の株価は52週最低値に低迷中で、
アルトリア、BTI共に下落しているから、ヘッジになっていない。

ただ、アルトリアと大きく違うのは配当性向がFCFベースで50%ほどで、
アルトリアの80%近い配当性向に比べれば、十分安全圏。
ただし、毎年の増配が1セントベースなのが難点。
AT&Tか、と突っ込みたくなる。
例外は2018年度に$0.55→$0.75に大きく増配している。

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