2019年8月8日木曜日

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年収千万円越えでも、米株の配当数百万円のほうがよっぽどましと思うなら

会社の組織で働けば、株式投資にはない「承認欲求」が満たされる。
上司、同僚、先輩・後輩からの『頼りがい』。

個人の株式投資は、非常に孤独なもの。
株式投資がうまくいったとしても、誰も褒めてはくれない。自己満足が大きい。
個人投資家にとって、社会からの「承認欲求」を満たすのが、一番難しい。

会社には「社風という名の忖度」が存在する。
その忖度をこなせば、会社からの承認欲求を得る可能性は大きい。

会社という組織で悩む人は多い。

『正社員にしがみつけ』『解雇されないよりはまし』の言葉もある一方で、
『そこまで無理して働く必要あるの?』『辞めればいいじゃん、一度の人生だし』
もある。

個人個人の育ちや人生感、経験から生まれ出る言葉だから、正直正解はない。

でだ。

今の株式の相場の荒れ模様に比べたら、
人間・組織関係の悩みのほうが、
はるかに大きくないか?

同僚や賞与の査定評価を気にしても、これはもうどうにもならない。
要は好き嫌いもあるからね。
会社の愚痴を言うのも、聞くのも何の足しにもならない。

それよか、株式の増配のほうがよっぽど予測を立てやすい。
配当貴族銘柄のなかで無配・減配に陥る確率は、どの程度?

貴方の昇給・賞与が毎年増収である確率と、
配当貴族銘柄が毎年増配である確率は
どちらが高いか?

私は増配の確率に賭ける。
おまえの経験から言っているのかと言われると、そうなる。

じゃ、増配で経済的独立を果たせたとして、承認欲求は満たせるのかって、
それは無理だ。

でも、大方、有名な投資家は、テンプルトン、フィッシャーは隠居した。
隠居生活で十分だ。
みんなと同じ歩調で生活したくないから、株式投資を職業に選んだのだから。

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