会社の組織で働けば、株式投資にはない「承認欲求」が満たされる。
上司、同僚、先輩・後輩からの『頼りがい』。
個人の株式投資は、非常に孤独なもの。
株式投資がうまくいったとしても、誰も褒めてはくれない。自己満足が大きい。
個人投資家にとって、社会からの「承認欲求」を満たすのが、一番難しい。
会社には「社風という名の忖度」が存在する。
その忖度をこなせば、会社からの承認欲求を得る可能性は大きい。
会社という組織で悩む人は多い。
『正社員にしがみつけ』『解雇されないよりはまし』の言葉もある一方で、
『そこまで無理して働く必要あるの?』『辞めればいいじゃん、一度の人生だし』
もある。
個人個人の育ちや人生感、経験から生まれ出る言葉だから、正直正解はない。
でだ。
今の株式の相場の荒れ模様に比べたら、
人間・組織関係の悩みのほうが、
はるかに大きくないか?
同僚や賞与の査定評価を気にしても、これはもうどうにもならない。
要は好き嫌いもあるからね。
会社の愚痴を言うのも、聞くのも何の足しにもならない。
それよか、株式の増配のほうがよっぽど予測を立てやすい。
配当貴族銘柄のなかで無配・減配に陥る確率は、どの程度?
貴方の昇給・賞与が毎年増収である確率と、
配当貴族銘柄が毎年増配である確率は
どちらが高いか?
私は増配の確率に賭ける。
おまえの経験から言っているのかと言われると、そうなる。
じゃ、増配で経済的独立を果たせたとして、承認欲求は満たせるのかって、
それは無理だ。
でも、大方、有名な投資家は、テンプルトン、フィッシャーは隠居した。
隠居生活で十分だ。
みんなと同じ歩調で生活したくないから、株式投資を職業に選んだのだから。
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