今どき、割安株なんてあるわけないだろう。
割安なら、みんなが買いに走るから株価が上昇してすぐに割安でなくなる。
個人PCで簡単にリアルな株価が見れる時代だよ。
スマホですぐに注文が出せる時代。
電話して、株価聞いて、注文を出すような時代ではないし、自動取引もされている。
市場で割安と判断された途端にすぐに株価は是正される。
証券会社が証券情報を優先して持っていた時代は、終わったはず。
ただし、貴方の投資判断で、株価が「割安」と判断するのは間違っていない。
株式市場の参加者全員が思っている「割安」だと思う株価の銘柄は、存在しない。
アルトリア、エクソンモービル、IBMの株価下落・低迷が続いても、
それは割安株への扉ではない。
将来の業績が不安視されているから、割安にはならない。
株式投資の世界は、自分の価値観と他の市場参加者の価値観がガチンコする場所。
アップル株に
190ドルの価値があると思う人、
200ドルの価値があると思う人、
210ドルの価値があると思う人、
が居るとした場合、
210ドルの価値があると思った人は、割安株に見える(個人の判断)はずだ。
市場では200ドルで売買が成立しているからね。
株式市場では200ドルがアップルの適切株価と見なしている。
だから、一般的には200ドルは割安ではない。
投資雑誌とかに『割安株発掘』の特集があるが、それを信じて買う人がいるなら、
競馬場の予想屋に『当たり馬券』を聞いているようなもの
と変わらない。
個人的には、これを理解するのに、相当の年月を費やしたが...
バッフェット氏が、WFC、AXPで儲けたのは、
みんなが売りまくって株価が下げていたときに買いに向かったから。
みんなが割高と思って値を下げて売っていた株を、
バフェット氏は割安だと思って買った。
結局、
割安株の公平たる判断基準はない、
故に他の人から推奨されて買うものではないということかな。
この株価なら、
自分の投資判断で買える、
それが自分にとっての割安株。
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