2019年3月21日木曜日

記事

優良銘柄J&Jでさえ、株価が買値に戻るまで4年間を要すこともある

下記が2007年以降のJohnson&Johnson(以下J&J)の株価チャート。
貴方が運悪く、2008年9月8日の終値$72.22で購入したとしよう。

そのあと、2012年10月18日の終値$72.52になるまでは、その買値に
株価が戻ることはなかった。4年間の間、株価は低迷し続けたのである。


















過去を振り返って、この低迷時期の4年間をどう考えるか?
  • 4年間の投資はキャピタルゲインを得られなかったので、
    他の銘柄に投資すべきだったと考える。
  • いずれ、J&Jが上昇することを確信しているので、4年間の株価低迷は
    株式が安く買えた買い増しの絶好の投資チャンスだったと考える。
長期投資を目指すのであれば、後者の考えが個人的にはしっくりくる。
ただし、後者の場合でも永久に塩漬けの銘柄になるリスクもあり得る。

長期の投資対象として選んだ銘柄だとして、長期が30年以上を
意味するのなら、4年の投資期間は十分に短い。

2008年9月8日の投資($72.22)から4年間は利益が全くない(配当は除く)が、
そのあとの4年後の2016年9月8日の株価終値は$119.47であった。

8年間で株価は約1.6倍になったことになるが、これで物足りなければ、
他の銘柄を探すしかない。

これらの投資期間8年間に四半期配当は$0.46から$0.80へと約1.7倍に増えた。
配当については株価のように低迷せずに8年間の間、年に一度順調に増配し続けた。

株価については、日々の株価変動に一喜一憂するが、
配当に関してはJ&Jでは、56年間の増配記録をもつことから、
喜びのほうが多い。

株式は、自己責任と共に。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ



0 件のコメント: