1.8%だと、1億円で年間180万円。月で手取り15万円の収入。
②ダウ銘柄のうち、配当率の良い上位10銘柄IBM~DWDPまで)の平均は、2.52%。
2.52%だと、1億円で年間252万円。月で手取り21万円の収入。
結構な金額になる。手取り15万だから、そこそこの金額。
新卒の初任給程度。ボーナス(寸志)はないが、出社しなくてよい。
の実感が沸かない人もいるだろうが、日本で生活する以上は、国民の義務として、
この手取りから原則、国民年金・国民健康保険を支払う必要(←議論は置いておく)
がある。15万円は正直心細い。
住居費や車などの税金は、その人の生活スタイルに依存するから考慮しない。
当初の1億円投資での配当生活を耐え忍ぶことで、期待できるのは増配の期待である。
楽観的な見通しとして、年間の増配率を平均5%とすると、10年後の配当率は
下記のようになる。
ダウ銘柄の平均配当 | 増配率5%で10年後は |
1.80% | 2.94% |
配当率上位10銘柄の平均配当 | 増配率5%で10年後は |
2.52% | 4.11% |
(配当に関する税金が抜かれて)年間配当金が300万円程度にはなりそうな
見積となった。手取り300万円なら、給与収入の400~450万円相当位だ。
裕福ともいえないが、生活スタイルによっては、十分と思う。
将来、厚生年金で年間300万円もらえる人がどれだけいるだろうか....
高配当銘柄のIBM、T、XOM、MOの高配当ポートフォリオでいく案もあるが、
減配の一撃を食らう可能性がないとも言えないので、ダウ銘柄に落ち着いた。
配当生活を目指すなら、減配リスクが少ない銘柄に分散投資することは重要だと
思う。仮に減配されても、他の銘柄が増配して、その減配を補ってくれるのが理想だ。
でも、1億円かぁ.......
配当生活の前にグロース株で火傷してしまいそうだ。
※上記は、すべて配当にかかる外国税(10%)と国内税(所得税15%+住民税5%+復興税約1%)を控除済み。
3月初旬のダウ銘柄の年間配当率一覧。
銘柄 | 年間配当率 | 税金控除 |
IBM | 4.51% | 3.21% |
VZ | 4.23% | 3.01% |
XOM | 4.15% | 2.95% |
CVX | 3.98% | 2.83% |
KO | 3.52% | 2.50% |
PFE | 3.32% | 2.36% |
JPM | 3.07% | 2.18% |
HD | 2.96% | 2.10% |
PG | 2.91% | 2.07% |
DWDP | 2.86% | 2.03% |
MMM | 2.78% | 1.98% |
MRK | 2.71% | 1.93% |
CSCO | 2.70% | 1.92% |
JNJ | 2.63% | 1.87% |
MCD | 2.53% | 1.80% |
CAT | 2.50% | 1.78% |
WBA | 2.47% | 1.76% |
INTC | 2.38% | 1.69% |
UTX | 2.34% | 1.66% |
TRV | 2.32% | 1.65% |
WMT | 2.14% | 1.52% |
BA | 1.87% | 1.33% |
AAPL | 1.69% | 1.20% |
MSFT | 1.64% | 1.17% |
GS | 1.63% | 1.16% |
DIS | 1.56% | 1.11% |
UNH | 1.49% | 1.06% |
AXP | 1.45% | 1.03% |
NKE | 1.03% | 0.73% |
V | 0.68% | 0.48% |
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