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2019年5月14日火曜日

記事

市場の暴落より配当の暴落(減配)に気をつけよう

株価は市場で楽観と悲観のなか、常に株価の変動が起きる。
配当金額と配当日は、会社の取締役会で通常決議されるため、
配当額が変動する機会は少ない。

したがって、株価よりも配当金額のほうが数値が安定していると錯覚しやすい。
株価がゼロになると無価値だが、配当がゼロになっても会社自体は存続可能。

配当が減配になるときの変動率は結構大きいことを改めて確認しておこう。
ダウ銘柄(ファイザー)だって減配するときはしたからねぇ。

配当が減配になるときは、株価の急落・暴落程度の割合では済まない場合が
多いと感じている。
5%や10%程度の減配は聞かない。
減配する場合は、だいたい半値が多いと個人的に思っている。

そして、減配しても業績が回復しない場合は、無配に陥りやすい。

①配当が減額されるときの減額割合が大きい例。

 General Electricの四半期配当減配推移:
 $0.24
 $0.12→50%減配
 $0.01→91%減配

 L Brandsの四半期配当減配推移:
 $0.6
 $0.3→50%減配

 Pfizerの四半期配当減配推移:
 $0.34
 $0.17→50%減配

 50%、90%下落するようなことが、減配では普通に起きる。

②配当が無配になるとき。
 アップルもかつては有配から無配になった時期がある。

 Appleの四半期配当推移
 $0.12 (1995年)  
 $0.00→無配
 $2.65→配当開始

 Transoceanの四半期配当推移:
 $0.15
 $0.00→無配

 Mattelの四半期配当推移:
 $0.38
 $0.15→60%減配
 $0.00→無配