「資産所得倍増プラン」って聞いた時、
資産所得って何?って思った。
資本所得の間違いじゃないの?
で、いろいろググると、資産所得というのは、
「金融資産から生まれる利息や配当に代表される資産所得」
って解釈が多い。
資本所得と変わらないじゃん。
逆に言えば、労働所得を増やす(賃上げ政策)気はないわけだ。
政府がわざわざ、「資産所得倍増プラン」掲げて、
投資を後押ししなくても、
資産所得は労働所得よりも効率が良い、
とピケティ先生が証明されている。
分かりやすく言えば、
「働いてヘトヘトになって高収入を得ても、
不動産・株などに投資して不労所得を得るほうが、
断然儲かる」
と言っている。
それを、わざわざ、
「資産所得倍増プラン」で後押しする必要あるの?
それも、具体的な策がNISAの投資枠拡大とかショボい。
少々、風呂敷が小さすぎる。
NISAの日本語は、少額投資非課税制度。
少額投資、そう、少額だよ。器が小さくない?
少額投資の年間投資枠広げても、少額には変わらない。
NISAとて、最長5年でしょう。
繰り越しできると思うが、詳しいことは知らない。
5年では長期投資にはならん。
それよかさ、長期投資の優遇処置取った方がいいと思うけどね。
保有株10年以上の投資益への課税を10%に減税するとか、
20年以上なら無税でもいい。
配当税率も保有10年以上で10%に減税するとか。
貯金、預金を株式資本市場に移行させたいなら、
そうでもしないと滞留しない。
今の株式税制は、短期も長期も同じ税率。
含み益の乗った株式を長きに保有する動機がない。
「貯蓄から投資」って言うけど、
多くの人は株式投資始めたら、
ギャンブルのように短期売買始めるしょ。
世間の多くが思っている株式投資の
イメージはギャンブルなんよ。
だから、「貯蓄から投資」に移行はしないだろうな。
NISA程度の拡充じゃ。
蛇足だけど、「資産所得倍増プラン」の倍増って、
2倍のことを指すのか?
資産2倍なら、年利回り7%でも10年以上かかるけど、
このプラン政策が10年も続くとは思えない。
多分、どこかで忘れ去られて、有耶無耶になるんだろうな。
でも、ピケティの法則は生きていると思うんで、
株式投資は止める理由にはならない。
「貯蓄から株主」のほうがいいと思うけどな。でも、響かないことには変わりない。
2022年6月21日火曜日
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「資産所得倍増プラン」って、ピケティの「21世紀の資本」のこと言ってんの?
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