30年近く株式投資をやってみて、
お金がどう増えてきたかを振りかえってみると、
30年もの間「ゆっくりとお金は増えない」と言うこと。
ゆっくりお金持ちに、なれたわけではないが、
気持ち的には、ゆっくりお金を増やした気分でいる。
何?言っているんだ、また、お前は、
と言われそうだが、
慣れているので、お構いなしに話を進める。
俺は人の話を聞かないので。
評価資産が減りまくる時期もあるし、
評価資産がだらだら低迷する時期もあるし、
一気に評価資産が上昇する時もある。
結局、上昇する際の上げ幅がデカいので、
過去の下落分を帳消しにして資産が増えていく。
それだけの、ことだったんよなぁ、
裕福層になって初めてわかったわ。
この経験を何度もするんだよ、30年の間に。
そうして、覚えていく、次資産減らした時のために。
毎年、毎年、資産は増えん、去年は前年比で減らしたからね。
ただ、去年減らした分は将来のいつの日かのブル相場で、
帳消しにされると思っている(経験済み)から、ガチホしている。
いつ、上昇するかなんか、わからないから、ガチホしているんだよ。
逆に言えば、毎年、毎年、ゆっくりでも資産増やそうと思うな、
とも言える。株式相場に付き合うなら、下落相場にも付き合う必要がある。
下落相場の際には投資を辞めて、
上昇相場で投資をやっても儲からないんだよ、
俺の場合は。
投資コストは嵩むし、過去を振り返ってはじめて、
ブル、ベアってわかるんだから、
投資の辞め時をしくじる可能性のほうが大きい。
「金持ちであり続ける」ほうが居心地いいぞ。