平成バブルが弾ける前位は昭和の価値観が根強くて、
終身雇用と生命保険が抱き合わせの時代で、
転職の機運の兆しはあったけど、今に比べたら、
転職自体、怪訝な目で見られていたんだよね。
転職した先の会社の人事部長から、
「転職は3回までだな」、
と訳の分からん訓示されて転職した経験ある。
中途採用しておいて、3回までって何?
って思ったけど、
「何が言いたいんだ、この部長は?」
って思ったな。
平成バブル以前は、
勤め先は一生もの、株式投資はギャンブルの一時のもの。
そうやって、平成バブルが弾けて、
やっぱり終身雇用って良いよな、って機運に。
それが今じゃ、
就職しても終身雇用なんか当てにせずに、
株式投資で終身を考える時代に。
時代が変わったよな、と。
俺が米国株式投資に手を出したのも、
初めての転職をしたころ。
もう、勤め人としては将来はないだろうな、
と自分の適性を悟ったので、
終身するなら勤務先じゃなくて株式でしょう、
って感じで始めた。
逆に言えば、サラリーマンの特権に
しがみつくを諦めた瞬間でもあったわけ。
勤務先の安定していない人に
住宅ローンは厳しいものになるから、
ローンはしないことにした。
逆にローン組んで、それに苦しむぐらいなら、
最初から要らんわ。
勤め先の提携ローンだと、会社辞めずらくなるしね。
年金制度崩壊が危惧されているとは言え、
将来の支給額から言えば、
国民年金よりも厚生年金のほうが断然良い。
今の国民年金の支給額6万円ほどで生活できんしね。
その厚生年金も勤め人の特権ではあるんだけど、
厚生年金(+国民年金)の支給額よりも、
年間配当金のほうが多いし、そして毎年増配で増えるんで、
もう、勤め人の特権にしがみつく必要性を
感じなくなってリタイア。
結局、勤め人の特権にあやかろうとすると、
会社に縛られることになるんだよな。
まぁ、ピュアホワイトな会社なんか、そうそうないからね。
しばられたくないし。
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