2025年2月10日月曜日

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GAFAM決算はコケたが、AIは始まったばかり。

今回のGAFAM四半期決算発表後の
各株価はメタを除きどれも下落。
四半期決算値自体は期待越えでも、
次四半期のガイダンス値が期待外れで、
それで下落が多かった気がする。

アップルだけは当初、
予想よりも業績が健闘していたことで、
株価は上昇から始まったが、
相場に押されて、結局、下落。

でも、冷静に考えれば、
成長が止まった訳じゃない。
期待が大き過ぎて、それに応えなかったので、
上昇し過ぎた株価が是正された、
っていうのが俺の解釈。

アマゾンとかマイクロソフトは、
かつてはクラウド事業で成長を果たした。
クラウド事業の際も多少の躓きはあった。
AWSが先行して、その後にAzureが来て、
マイクロソフトは出遅れた感はあったけど、
結局のところ、両銘柄とも株価は上昇。

クラウドとて、設備投資は必要なんで、
すぐに儲かった訳じゃない。
その間、株価は低迷していたし。

AI事業も今は先行投資している最中だし、
インターネット、クラウド同様に、
その存在を気にしないほどに浸透すれば、
やがては「金のなる木」に。

GAFAMが有利な立場にいるのは、
プラットフォームを抑えている点。
いくら、AIサービスが高性能でも、
最終的に人々に届かないことにはマネタイズできない。
一般消費者にスマホ、PCと多くの接点を抑えている
マイクロソフト、アルファベット、アップルなんか
一番有利な立場にいる。

そして、AIに必要なのは学習、
情報を与えなきゃAIは賢くなれない。
半導体ばかりがフォーカスされているが、
AIに必要なのは「情報」なんだよね。

消費者の行動パターンを学習させれば、
さらに消費を喚起させることができる。
さらに効果的な広告を提供することができる。

GAFAMだけじゃないよ、
ビザ、マスターカードも隠れAI銘柄。
カード利用する度に、
それが消費者行動と言う情報になって、
AIに取り込まれるんだからね。
そんな情報、他の企業が欲しがらない訳が無い。

AIサービスも、情報の与え方次第で「とんでもない回答」をするもの。
領土問題が最たるもの。AI品質が問われ始めるフェーズにも来ている。
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