退職金制度、定期的な賞与、加齢給(年功序列)。
そんなもん、
うちの勤め先には無いよ、
と言われるかもしれんが、
大手企業なら、まだしっかりあるはず。
退職金は定年縛りの給与の後払い。
賞与は半年間の縛りを伴う給与の後払い。
加齢給(年功序列)は、当初の給与額を低くするためのもの。
退職金は定年に近くなればなるほど、
急激に退職金が増えるように設計されていたので、
早期退職すると、退職金はスズメの涙程度になる。
今は多少、是正されているとは思う。
賞与は年2回支給されるのが原則で、
支給日に在籍していないと貰えず、
支給日前日に退職すれば賞与なし、
分割支給すらされない意地悪な制度。
年収額に占める賞与額が下手すれば1/3程度になるんで、
賞与で生活ランクが大きく変動する。
そのくせ、賞与は絶対支給とは明言されておらず、
その年の景気による変動額もデカい。
ボーナス払いのローン組んだら、
もう勤め先と一蓮托生だわな。
そもそも、ボーナスっていうものは、
あくまで儲かったら出るのであって、
儲からんかったら、ボーナスは無しの世界だと、
俺は思っている。
赤字決算なら、普通は社員にボーナスは出ないもの。
ボーナスの原資は利益であって、
人件費からではないもの。
加齢給なんか、
このご時世無いと言われるかもしれんが、
職能給とかがそれの代わり。
職能給って、まぁある年齢まではほぼ無条件に昇給し、
ある年齢で昇給が止まる。加齢給と変わらん。
なんにせよ、上記3つの給与文化がある限り、
転職するのに躊躇してしまうもの。
俺も躊躇したけど、当時の保有株の評価資産額を考えると、
相対的に小さな問題に見えたので、リタイアした。
退職金なんか、今じゃ、
日々の評価資産額の変動額にも及ばなくなったし。
給与は年棒制度だけで十分だと思うけどね。年棒以上の成果があったら、ボーナス。
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