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2023年4月29日土曜日

記事

【雑記】インフレ手当より昇給だろうに。成果主義に移行できない日本の給与体系。

日本の給与明細を見ると、「何とか」”手当て”が多過ぎ。
本給を上げれば良いものを、それは据え置いて、
様々な手当てで給与額の底上げを図る。

家族手当、扶養手当、通勤手当、家賃手当、寒冷地手当と、
まぁ、働く人の属性によって付与される手当も違う。

給与って、原則は労働力に対する報酬なんだけど、
属性によって手当が支給され過ぎじゃない?
日本企業の給与体系って、外資系に比べると手当て多過ぎ。
だから、本給額が見劣りしているように見える。

優秀な社員でも、独身なら家族手当、扶養手当は付与されない。
勤務先が徒歩圏内なら、通勤手当支給されない。
実家暮らしなら、家賃手当支給されない。
寒冷地に住んでいないので、寒冷地手当支給されない。
本給だけとなる。
世の中は、成果主義とうるさい割には、手当に関しては無関心。
労働法の絡みもあるんだろうが、成果主義とは相反するものがある。
まぁ、貰える現役世代からすれば、貰えるんだから廃止するな、
と言うことだろうけど。

そして、今度は、インフレ手当が登場。
インフレ手当も、扶養家族数に応じて変動させる企業もある。
日本企業が家族の面倒を見る名残りがまだ残っている。
優秀な独身社員は、たまらんだろうな。

毎年インフレしてくれれば、インフレ手当も増額になるんかい?
と言いたくなる。どうせ、来年あたり、
インフレ手当を速やかに消滅させるんだろうなぁ、と。

成果主義と言っても、明確な数値での判断基準以外にも、
上司ガチャあるから、必ずしも良いわけではないけど、
手当て天国は相変わらずって気がする。正社員は。

日本の賞与文化も、明確な基準がないままに、支給されたり、
不景気で支給されなかったりで、曖昧。
会社の業績で、利益が前年比プラスで賞与支給とか、
明確な基準設ければ良いのに。

インフレ手当は、一時金扱いで終了予定が多い。
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