2025年2月15日土曜日

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割安株のパラドックス

「割安株」とよく聞くけれど、
「本当に」割安なら、すぐに株価は是正されて、
適正株価になる。
なので、割安株と言われた時点で、
割安じゃなくなるパラドックスに陥る。

結局のところ、
(長らく)割安株と言われるのは、
多くの人の見方とは違った観点で見れば、
割安に見える株なんだけど、
その見方をするのは、
ごく少数なので株価に反映されない。
そして、そのごく少数の見方が、
適切と多くの市場参加者が判断されれば、
割安株ではなくなる。

長期投資ガチホしていると、
長らく株価低迷している保有銘柄を持つことは、
しばしばある。

もう、成長する気あんのか、と言いたくなるし、
むしろ、株価暴落して現CEO更迭してくれた方が
面白いのに、とさえ思う。

大体、株式投資をするときは、
今が割安と思って投資する。
割高だからと言う理由で
投資する人はいないと思うし。

でも、結局のところ、
株価っていうのは双方の売買で成り立つのであって、
それがその時の適正株価、なんだろうって思っている。

あとは、時間軸の考え方の違い。
10年、20年単位で見れば「今は割安」と思う人がいて、
1分後の株価を想定(株価下落中)すれば「今が割高」と思う人がいる。
そうやって株価が決まる、こともあるんだろうな、と。

長期投資と言うのは、
10年、20年先の株価なんてどうでも良いと考える人から、
割安な株価で銘柄を買うこと(投資すること)でもあるんだろうな。

時間軸の考え方で「割安株」が生まれることも。
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