俺も近い将来、生きていれば年寄りになるわけよ。
今は中年と老人の境目あたりにいるけどさぁ。
なんかさぁ、
今の日本は若者の稼ぎ(社会保険料ね)で
高齢者を養っているとかの風潮がきつくて、
なんか、高齢者になりたくない気持ちになる。
選挙になると、高齢者びいきの政策に靡く、
と批判されるし。
心情はわかわるよ。
医療費1割負担で済む人もいるし、
年金掛け金も今より負担が少なかったし。
終身雇用制度のおいしい世代であったかもしれないし。
時代が違うから、とは言っても、
経済格差がそのまま世代格差になってしまって、
若者 vs 高齢者みたいな構図になっている。
年収が増えないまま税金、社会保険料の負担が
大きくなった今の働き世代は、
手取り額が減少しているんだから、
不満が募ってくるのは当然と思うし、
その不満の矛先が、
かつて税、社会保険料の負担の少なかった
今の老人に向かう気持ちもわかる。
でもねぇ、今の働き世代にも経済格差があるように、
今の高齢者の世代にも経済格差はあるんよ。
国民年金だけの人と厚生年金+企業年金の人じゃぁ、
年金額だけでも相当の収入格差がつく。
老人すべてが金持っているわけじゃない。
結局は、働いている間にいかに老後の資産を築けるか、
で老後の人生決まるんじゃないかな。
「昔は良かったのに」と嘆いても
昔は昔で米国株投資なんか、気軽にできなかったんよ。
ネットもなけりゃぁ、銘柄探すだけも大変だし、
一株単位で買えるわけもなく、
一度の取引金も数百万円単位じゃなきゃ、
引き受けてくれないわけでねぇ。
今の時代は投資の自由度が増しているんよ、
為替取引でさぇ個人でできるんだし、俺は絶対にやらんけど。
定期預金ぐらいしか資産運用の術を知らずに、
働くことでしか稼げなかった時代に比べたら、
今のほうが良くねぇ、と思うんよ俺は。
終身雇用が崩壊しているんだから、
長期投資に鞍替えしただよ、俺は。
否定はしないけど、兎に角必要に、
若者 vs 高齢者の格差にしたがるのよ世間は。
今の境遇を他責にしても解決しない。
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