「会社にしがみつく」点では同じ。
ただ、立場が労働者か資本家の違い、
だけでね。
日本では正社員で採用されると、
会社都合の解雇が非常に厳しいため、
実質、終身雇用が担保されている。
そのため、自己都合で解雇させるために
いろいろと会社も考える。
まぁ、手っ取り早く言えば「いじめ」とかね。
労働者の立場から見れば、
終身雇用制度を破棄するわけにはいかんよな。
この制度のお陰で不景気になっても、
解雇されずに済むんだから。
定年まで「会社にしがみつく」っていうのは
ある意味、理にかなっているわけで。
でも、俺は待てなかったんだ。
終身雇用よりも終身投資(長期投資)のほうが
旨味があり過ぎて、
定年まで雇われの身のままでいるのが、
我慢ならんかった。
退職金も企業年金も、
どうでもいいよ、その程度の額。
それよか、早く雇われの身から解放されたい、
それだけだったな。
終身投資(長期投資)に舵切ったら、
勤め先は二の次。
リタイアした後のことも考えなきゃいけんのだし。
皮肉なもので、
労働者側から見た会社っていうは、
ほぼすべて好かない会社ばかりなんだけど、
株主から見たら素敵に見える会社が結構あるんだよね。
しがみついて精神ボロボロになるリスクもあるから、簡単に「頑張れ」とは言えない世の中。


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