物価以上に賃金が上昇しないと、
庶民には恩恵がない。
同じように、物価以上に株価上昇しないと、
投資家にも恩恵がない。
日経平均株価が4万円を突破したのも、
デフレからインフレに変わって、
日本の貨幣価値が下がっただけの話、
と見ることもできる。
過去の記事でも述べたけど、
株式投資ではインフレ以上の利益を出さないと、
実質インフレ負けしたことになる。
株式投資でテンバーガーを的中したとしても、
物価もテンバーガーになったら、
なんも嬉しくもない。
上回るべき相手は、
「指数投資の投資利回り」とかではなくて
インフレ上昇率。
増配も然りなんだよね。
インフレ以上に増配してくれんと。
短期投資なら、
とにかく「利益」を出すことになるが、
長期投資ならインフレ負けしない投資利回り、
が確保されていることが重要。
厄介なのは物価インフレも、
複利のように物価上昇するからな。
デフレになって物価が下落することが、
そうそうないことは、
失われた30年とかで経験済み。
1ドル100円と今の150円じゃ、
一億円の見え方がまるで違う。
裕福層のインフレ化も加速しているんだよ。
株式投資の手強い強豪相手はインフレ、
俺はそう思っている。
デフレはもうやって来ないんだろうな、貴重な経験だったけどな。
0 件のコメント:
コメントを投稿