2024年6月10日月曜日

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株式分割で保有株数が増えるのと、増えないので何か違いがあるか?

株式分割も複数回経験すると、
結構な保有株数になる。

株価100ドルで100株保有だったのが、
1:2の株式分割を3回実施されれば、800株。

そして株価は論理的には、
分割直後には株価半値になる。
ただし、株式分割できる銘柄は、
おおむね業績好調なので、
株価は半値になった後、
株価上昇を継続してゆくことが多い(かも)。

夢のような話を前提にすると、
1:2の株式分割を3回実施して、
株価がそのたびに2倍になったとすれば、
株価100ドルの保有株数800株で、
8万ドルの評価資産になる。

比較のために、株式分割をしなければ、
株価800ドルで保有株数100株で
同じ8万ドルの評価資産になる。

株価100ドルの保有株数800株。
株価800ドルで保有株数100株。
どっちが居心地が良いだろうか?

資産評価的には、何も違いはない。

ただし、株式分割の場合、保有株数が増えたことで、
売却時の単価を下げれるメリットがある。

1株単位の売却で、株式分割ありなら100ドル単位。
無しだと800ドル単位になるので、不便と言えば不便。

もう一点、株式分割されると、株価の変動幅が小さくなる。
何せ株価100ドルと800ドルでは、
株価1ドル上げたインパクトは株価100ドルのほうがデカい。

あとは蛇足で、俺の個人的な感想だけど、
株価100ドルが200ドルになるのと、
株価800ドルが1,600ドルになるのとでは、
同じ株価2倍でも、
前者の方が達成しやすいように見えてしまう。

同一銘柄で株式分割を複数回経験すると、複利のような感覚を覚える。
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