2024年6月22日土曜日

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俺にとっての「含み益」は2つを意味を持つ。

長期保有で膨らみ続けた「含み益」には2つの意味がある。

1つ目は、投資元本としての含み益。

 株価が2倍になるなら、
 投資元本がデカいほど、
 得られる投資額はデカい。
 でも、俺は所詮、普通の勤め人。
 そんなに投資資金を持ち合わせていない。

 投資資金を増やすには「含み益」を温存して、
 とにかく利確せずにいること。
 株価が2倍になって、さらに2倍なれば4倍になる。
 4倍にするには、2倍になった時に利確したらあかん。
 2倍になったときの「含み益」は次の2倍に生かす。

2つ目は、下落として備える「含み益」の砦(バッファ)。

 含み益があればあるほど、下落相場の時には、
 それが砦になってくれる。
 含み益が減るなら、早くに利確すればよいのに、
 と思うかもしれんが、
 そうなると上記の1つ目の効果が薄れるから、しない。

 相場が下落しても「含み益」の減少のみで、
 投資元本まで減らすような「含み損」に至らない状態なら、
 長期保有してきた甲斐があったもの、と俺は解釈している。
 逆に言えば、底値で買えた「証拠」じゃんと。

含み益には課税されない。
長期投資ではこれが重要になってくる。
毎年「含み益」に2割も課税されていたら、
俺は長期投資ガチホをする気になれんし、
今のような評価資産にもなっていない。

長期投資ガチホの継続条件は、
長期的な「含み益」の拡大にある。
これがないと続けるのは厳しいし、
特に長期投資の始めのころは、
これを達成するのが難しい、から。
何せ「まぼろし」なんだからね。

含み損も幻なんだけど、これは即座に現実だと思っちゃうんだよ。
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