2024年5月21日火曜日

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労働収入に複利の力は効かない。

資産がたくさんあるから経済的自由かと思ったら、
違っていたんだな。
FIREの4%ルールも、いかにお金を減らさないか、
が着眼点になっているし。

お金があるよりも、
お金が入ってくる安心感のほうが断然、心強い。
俺がリタイア決めたのは評価資産額ではなくて、
年間配当額で決めた、理由もそこにある。

投資を始めたころ、
「お金がお金を生む」発想なんかなかったわけ。
預金の利息で生活できるほどの資産があるわけでもなく、
働かなきゃ、お金は手に入らないから、
お金は労働から手に入れるものだと。

株式投資を続けているうちに、
投資先の銘柄によっては、
地味だが配当を増やしてくれて、株価上昇してくれる、
ものが出てくる、長期的観点で。

日本の超金利の預金よりは、
遥かに「まし」だと思える銘柄に出会うん、だな。

ただ、資産ゼロからの庶民にとって、
唯一の難点は、
労働収入を上回るほどの投資収入が得られるまで、
相当の期間を要す、ということ。

結局、長期投資しても定年まで働き詰めかよって、
ことにもなる。

そう思ってあきらめるべきなのか?

タイトルにあるように、投資収入には労働収入(給与)と違い、
ひとつ大きなアドバンテージがある。

それは複利。それも長期の後半戦になれば効果絶大。

まぁ、株式投資に原則、複利効果はないが、
似たような効果を感じることはできるんよ。

S&P500指数の偉大さを語るときに、
実績年間平均投資利回り7-8%が引用される。
言い方を変えれば、利息7-8%(の複利)の定期預金、
並みと言っているようなもの。単利じゃない。

給与が定年まで複利のように上昇することはないだろうな。
そんな給与体系を俺は聞いたことが無い。

資産運用をしてみる価値がある大きな理由は、
複利に尽きる。

ただし、複利効果を堪能できるまで、
待てない人が多いんだろうなぁ、と思う。

「資産が増えてゆくのが楽しいんだ」とバフェット氏が、かつて言っていたのを聞いたことがある。
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