2024年5月15日水曜日

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3Mスピンオフ後減配。フィリップ・モリスのようにはいかないね。

ダウ銘柄で世界的な企業で配当貴族であっても、
減配せざる負えない時はある。
アップルなんかは無配に転落したこともあるし。

スピンオフした後、減配を匂わせていた3Mだが、
正式に減配を発表した。
1.51から0.70ドルなので、
50%以上の減配になる。

ただし、スピンオフ企業の配当分も加算しないと、
公平とは言えないだろう。
スピンオフ企業のソルベンタムは、
今のところ配当開始の発表はないっていうか、

「ソルベンタムは今後約24か月間債務返済を
 優先するつもりであり、
 現時点では普通株の現金配当の支払いや
 自社株買いの承認を行わないことを決定した」

とのこと。当分はお預けだな。

よって、3M株主は素直に、
50%以上の減配を受け入れるしかない。
今のところは。

何回も言及しているが、
フィリップ・モリス・カンパニーズなんかは、
その点、例外中の例外なんだよな。
最終的に、
アルトリア、
フィリップ・モリス・インターナショナル、
クラフト・ハインツ、
モンデリーズ・インターナショナル
の株式割り当てがあって、
合計配当額で見れば、増配継続中です。

唯一、クラフト・ハインツが減配したが、
他の3銘柄の増配で補ってくれている。

世間の投資記事は流行株の短期的な損とか得の話ばかりで、
長期的に保有したことによる具体的な話は、
指数投資と「この銘柄を保有していたら株価○○倍」程度しかない。
要は、株価チャートを追っているだけの話。

長期保有でスピンオフが連鎖すると、
複数銘柄保有しているので、
その恩恵がどれほどのものか、
実は保有している人位しかわからないもの。

意外と地味な銘柄ほど、
長期保有すると地味以上に稼いでくれたりするもの、
だったりする。

ソルベンタムが配当を開始すれば、少しは3M株主も報われれるのにな。
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