2024年4月13日土曜日

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株式投資にも時代の不運はあると思うが、長期投資でそれを回避する。

ドットコム・バブルのときに米国株投資をして、
不運だったかと問われれば、当時はそう思っていた。
でも、今は逆に幸運だった思っている。

ドットコム・バブルが終焉して、
やっと回復の兆しがと思ったら、
次はリーマン・ショック。

それは無いだろう、と何度も悔やんだよ。

ドットコム・バブルが終焉しても、
インターネットが終焉した訳でもなく、
逆に着実に生活に浸透してきた感覚があり、
安堵していたら、今度は住宅バブル。

ガチホした分の含み益は、ほとんど削られ、
含み損に転落した保有銘柄眺めながら、
どうしたら良いのか途方に暮れる。

俺の場合、途方に暮れると、
飽きて無気力状態に陥るので、
リーマン・ショックはタダ眺めるだけ。
不運が2度も続けば挫折するには十分だな。

他人の不幸は密の味と言うらしいが、
自分の不幸だから、何も甘くない。

でも、こんだけ不運に見舞われたら、
さすがに次は無いかも。
って、さすがの俺も思う訳ない。

でも、今更株式売却しても、大したお金にならんし、
日本の超低金利に預けても利子つかんし。
もう、ダメだな。もう、何もしない。

そうこうしているうちに、とはいっても5年とか後だけが、
株価は元値を超えて回復し始める。

今じゃ、ドットコム・バブル、リーマン・ショックに感謝している。
その時代に投資できたお陰で、割安に株式を拾うことができた。

だから、今の米国株が弾けても、大した驚かない。
長期でみれば、今が割安なんだよ。

株式投資を始めるときは、つねに不運なんだよ。
でも、後になって、それが幸運だったと思えるのが、
長期投資の醍醐味。その醍醐味は凄く甘いんだよ、密よりも。

不幸を知っているから幸運がわかる。
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