2024年4月17日水曜日

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1ドル90円台の頃に投資していた米国株は、当時買いやすかった記憶がある。

今では保有米国株の米ドル建て配当で、
米国株再投資(米貨決済)できるようになったので、
円安だろうが、円高だろうが、
再投資するさいに日米の為替は気にならない。

でも、かつては、米国株に投資するたびに、
円貨決済していたので、
1ドル100円割れのときは米国株が割安に見えていた記憶がある。

例えば株価50ドルの米国株を10株購入しようとすると、
1ドル90円では、4万5千円プラス手数料で、5万円以内に収まる。
それが1ドル120円では、6万円プラス手数料で、6万円越え。
100株投資なら、10万円の開きになる。

だからか、米国株で長期投資を盛んにしていたころ、
1ドル100円割れは、好機だった。
今のうちに投資出来るだけ、投資しておこう、と思った記憶がある。
当時は、1ドル100円を基準に円高、円安考えていた。

それが今では1ドル150円だからな。
日本経済が失われた10年、20年、30年とつぶやくたびに、
だんだんと長期的には円安になる、と囁かれていたので、
その通りになった感はある。
さらに1ドル200円の時代が来るなら、
今の1ドル150円は円高に見える、というのが為替の世界。

1ドル90円のころに投資した米国株は今でも保有しているが、
株価が軟調でも、円建てではしっかり含み益になっている。

米国株への長期投資では、
為替リスク要因の影響は小さくなる、
と言われることもあるが、
これ、逆に1ドル150円台に投資していて、
30年後に1ドル80円になったら、本当にそうなのか?
と思う。

米ドル安と言うことは、
米国経済の弱体化の可能性も秘めているから、
円高、株安のダブル安になる可能性もある。

長期投資するなら、その投資対象は、
経済拡大している国の銘柄(通貨)に投資すべし。
なんだよな、と。

米国株に投資するということは、米ドルにも通貨投資していると悟る。
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