米国株の配当が主の配当生活を満喫しているが、
まぁ、今のところ円安と増配基調で、
年間配当額も毎年右肩上がり、ではある。
勤め人だったころの、
昇給見込みなしの冴えない中年末期に比べたら、遥かにまし。
ただ、勤め人の給与と違い、安定はしていない。
保有全銘柄が増配でもないし、
毎年数銘柄程度は減配・無配をやらかすときもある。
逆に、復配もある。
結局、全体としてみれば米ドル建てで増加しているので、
ポートフォリオ全体では増配基調にはなっている。
配当生活で怖いのはドル円為替リスク。
米国株配当生活の場合、長期投資と違い、
長期で構えることが難しい面がある。
「今は円高だけど、将来的には円安だから今は我慢」とはならない。
生活するために配当収入が必要なわけで、
それも日本に住んでいるので円貨が欲しい。
それも今すぐに。長期で構えるわけにはいかない。
今1ドル150円が120円までの急激な円高になれば、
2割程度の円貨収入減となる。
増配では補えない円高も想定しないといけないことに気が付く。
米国株配当収入はいったん米ドルで受け取り、
今の高金利を享受できる米MMFにプールしておき、
生活で必要な時に円貨決済するのが常套手段だと思うんだが、
その米MMFの高金利も急な円高で、
帳消しになることは十分考えられる。
今までは評価資産額が半分になっても、やっていける話をしてきたが、
実は、年間配当収入に関しては、
1ドル100円程度の円高になっても生活できるよう皮算用してる。
以前は1ドル80円だったけど、さすがに150円から80円はね。
株式投資で生計を立てる際には、
過度に悲観的な見通しで皮算用するのが俺のやり方。
株式相場や為替には、ブラックスワンがたくさんいるし、
想定外のことが起こる場所。
これは長期投資することで身につく経験。貴重だよ。
俺がFIREを嫌うのは、平均(4%ルールとか)でリタイア生計を語っているから。
俺は長期では楽観しているが、短期では常に悲観している。だから、性格がねじ曲がっているんだよねw。
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