個人投資家の株式投資は、理屈よりも感情で判断するもの。
とくに明確な基準があって、投資判断を下しながら、
投資している人のブログを見かけたことがないし。
最初の投資判断基準も、投資を続けていくうちに、
どんどん変貌しているし、
相場環境の外部要因や人生サイクルに相当影響されている、
ことも伺えるし。
俺の投資先の銘柄選択も明確な基準はない。
バロンズ記事やロイター記事、
Yahoo!Financeなどの投資記事を参考に、
なんか目についた銘柄に新規、追加投資しているだけで、
それも言ってみれば、
ネット界隈の投資記事の影響を知らぬうちに、
受けているんだなぁ、っと。
ただ、それらの投資判断の曖昧さに気が付いてから、
その優柔不断な投資判断を、
どうやって排除できるかと考えた行く末が長期ガチホ。
いったん投資したら、「もう取り返しのつかない」ガチホにする。
これだけで、少なくとも、損切、利確の日々の投資感情に流されずに
済むことができる。これだけは唯一の理屈として残しておく。
投資したら、後は相当しばらくは知らんことにする、
それが長期ガチホの理屈。
株式市場って、参加者、すなわち人間たちが、
様々な思惑、思い込み、たくらみをもって株価形成していくわけで、
その過程を論理的に説明できるものか、と。
今のAIでも無理じゃないか?
人間の行動原理をそう簡単には説明できない、と思うな。
例えば、家を購入する予定の個人投資家が現金欲しさに、
保有株式を若干、安値で売りに出した投資行動を誰が理解できる?
当の本人しか、知り得ない投資行動。
ヘッジファンドも同様で、ファンド運用の個々の事情があるし。
結局、短期売買の投資って、業績とは無関係の理由で
値動きすることもある訳なんだよな。
とはいっても、ほとんどは業績に連動するだろうけど。
長期ガチホの理屈は、感情との闘いでもあるんよ。
損切も利確も、先に来るものは投資感情。
後に、その投資判断の理由付けを考えるものだったな、俺の場合。
もう、売りたくなったら、売ることしか考えなかったし、
ガチホする前は。
でも、ガチホ前提にしたことで、その悩みからは解放された。
ただ、ガチホを貫くには、
ガチホできるだけの資産がある程度必要になってからの話。
株式市場が暴落しても、耐えられるだけの資産的余裕があって
初めてガチホ貫ける。
世の中には投資理論や投資メソッドばかりの投資本が溢れているけど、
投資感情・心理に関しての本はほとんどない。
さらに、著名なバフェット氏に関しては、
投資感情・心理を語る投資格言が多く、
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