2024年3月25日月曜日

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マス層と超裕福層で、株式資産の増え方に違いはない。

100万円が200万円になるのと、
1億円が2億円には同じ2倍なんだから、増え方は同じ。

ただ、同じ2倍でも、
元々の保有資産額が圧倒的に違うので、
増える額が100万円、1億円と大きく差が出る。

横道にそれるけど、株式資産100万円だと、
保有銘柄が数銘柄なので、集中投資で上手くいけば、
意外と資産2倍になる可能性は高い。
逆に、評価資産1億円だと、
保有銘柄数が数銘柄とはならず均等分散保有の傾向があり、
資産2倍になるには時間がかかるかもしれない。
でも、俺の場合、均等分散にしなかったことで、
功を成したところがある。

で、話に戻ると、マス層でも裕福層でも、
資産の増え方は同じなんだが、
何せ「金持ちはさらに金持ちになる」と言われているように、
資産額の増える額に大きな差が出る。

これらの前提を考えると、長期投資を始めても、
最初は目に見えるような増え方はしないということ。

資産額100万円の人が200万円になるんだから、
最初は嬉しいとは思うだろうけど、
今度はその200万円を投資元本にするには、
手にできるはずの100万円の「含み益」を
利確せずに温存しないといけない。
そうやって、積み重ねていって、
準マス層から裕福層へと一階層ずつ昇ることになる。
飛び級はない。

そう考えたら、長期投資って、
たいそう大変な作業に思えてくるもの。
本当に「夢」を追っているような感じになる。

最初から1千万円単位の資産を保有しているなら、
資産の増える額がデカいので、億への実感が沸くかもなんだが、
ゼロから株式投資で資産を作るとなると、
最初は巷にあるような投資本通りにはいかない。
投資本には投資資金の作り方までは教えてくれないからね。

数万円の株式投資から始めた数年間は一体何をしていたのか、
今では記憶にない。その位、路頭に迷っていた。
資産増えないし、なけなしの投資資金減る一方だし。
そして、なぜ、
俺が長期投資ガチホになったかの理由も俺自身実は良く分かっていない。
行き当たり、ばったりで、そうなったんだよな、ぐらいしか思い出せない。

世間で言うような、投資理論通りに事は運ばないから、
結局、どんな相場であれ投資経験して、
自分に最適な投資の居場所を見つけるのが先決なんだ、と思う。

嫌なことは忘れて、良かったことだけを覚えたから、長期投資ガチホになったんかな?
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