バイオブームの頃、DNA(遺伝子チップ)チップとか言う、
言葉が流行りだした。当時の流行銘柄の筆頭はAffymetrix。
チップと言う位だから、半導体チップの何かと思ったが、
たぶん違うんだろうな、俺はわからない。
たぶん、他の人もわからなかったはず。
それでも、当時はバイオブームに乗っかり株価は上昇。
そして、知らぬ間に株価は低迷していったのを覚えている。
まぁ、最後はThermo Fisher Scientificに買収された。
本題に入る前にAIブームの前のDXどうなったん?
もう終焉かな。
デジタル・トランスフォーメーションとか言っていたけど、
何それ?って感じで、ただの売りセールス文句じゃん。
んで、今はAIブーム。
正直、このブームに関して、俺は冷めている。
実用性はあるけど、過去のAIにろくなものがなかった。
「ファジィ家電」なんて、かつてはあったんだけどね。
そのころに比べれば、
今のAIは遥かに実用性があることは認める。
技術的には素晴らしいんだろうけど、株式投資はビジネス。
技術がすごくても、儲けてくれないと困る。
今のところは、GPUが売れまくっているので、
儲かっているのは半導体。
さらに、その半導体を利用して生成AIの出力サービスで
儲かっているソフト業界。
その先で儲かっている業界がいまいちピンとこない。
第1、2次産業のすそ野まで、AIサービスが浸透してくれないと、
いずれバブルで終わってしまう。
そこまで浸透するには時間がかかる。
ドットコム・バブルの時も、なんで、インターネットが必要なのか?
理解できるまで相当時間がかかり、
先を急ぎ過ぎ(先行投資し過ぎて)てバブッた訳なんだし。
AIサービスも最終的には全産業に適用されるんだろうけど、
じゃぁ、どういうメリットや生産性向上があるのって言う話?
AIサービスを享受する側の企業からすれば、
AIサービスに投資するのには、それなりの理由が必要になる。
本当に、今までよりも販売予測が正確になるんか?
在庫管理も今まで以上に賢くなるなんか?
そのAIを使えばさぁ。
たぶん、AIが思った以上に生産性を上げてくれない、と、どうなるん?
靴磨きの少年がDNAチップを語り始めたらバイオブームは終焉したが、
AIはどうんだろうね。
AIは賢いから、靴磨きの仕事を自動化させて、
少年からその仕事を奪うだろうな。
今日の落ちは、ちょっと苦しいが、勘弁してくれ。毎日の記事も結構ハードなんで、AIがやってくれればいいんだが。
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