長期投資の王道は米国株指数ETF。
ただし、ドル建てでの話。これに俺は異論はない。
個別銘柄投資と大きく違うのは、見た目上、
倒産リスク(上場廃止)を回避できること。
見た目上と言うのは、実質、気にしていないだけの話。
S&P500銘柄に分散投資する指数ETFなら、
大雑把に言えば、500銘柄に投資している。
500銘柄に投資していれば、
買収・破産やらで上場廃止になりそうな銘柄は出てくるんだが、
そうなれば、銘柄を入れ替えるだけの話。
おそらく、これらのリスクコストは、
運用手数料として毎年負担されている、と俺は考えている。
昭和のころは、企業30年と言われて、
30年が企業存続の節目と言われていたけど、今はどうだろうね。
今は、結構な頻度で買収されたりで、
業績好調でも早くに買収合併あるし、
何食わぬ顔して、いったん倒産して、再度、同じ企業名で
やり直しのGMのような例もある。
指数投資と個別銘柄投資を比較すると、一般的に、
個別銘柄投資のほうが圧倒的に投資リスクは高い、と言えるだろうな。
それでも、俺の経験上、上場廃止になったとしても、
何と言うか、それほど「ひどい経験」とは思っていない。
1.業績悪化や資金繰り悪化で、
いきなり上場廃止になることはほとんどなく、
しらばくは株価の下げが続くので、諦めの猶予期間がある。
2.買収による上場廃止の場合、買収する企業株式受領のケースがあり、
長期的に見れば、良かったと言える場合がある。
3.指数投資に比べて個別銘柄投資は投資リスクが高いが、
その分、投資リターンも大きい(はず)。
指数投資で10倍株とは聞かないが、個別銘柄投資なら聞く話。
俺の場合、個別銘柄で分散長期投資ガチホを貫いているんで、
上場廃止(もしくはピンクシート扱い)の保有銘柄は何回も経験している。
保有銘柄が、買収されたり、スピンオフなどで
保有銘柄が変更(株数も)されることもしばしば。
どういうわけか、口座管理上はいまだに保有銘柄として
記載されてはいるが、破産しており、売るに売れない銘柄というのもある。
もう、いちいち気にしないで、放置して成り行きに任せている。
買収や企業分割の場合、
俺は、現金受け取りよりも、株式受け取りを選択する。
株式保有のほうが夢があるから、それだけのことだ。
課税されるのが頭にくるが、仕方がない。
指数投資だと、これらの経験をしない分、
リスクがないと思うかもしれないが、
それらはすべて運用手数料で賄われているだけ、
と俺は考えている。
「みんなと同じが良い」と言う発想がないので、自分で選ぶんだよ、投資先の銘柄を。
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