2023年12月28日木曜日

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長期投資が上手くいったのは結果論であって、実力でもないし、運が良かっただけ、と思う。

俺が株式投資する際に、投資先の銘柄に関して、
財務諸表をくまなく読んでいる訳でもない。
何か、自己流の小難しい投資理論があって、
それを駆使していたわけでもない。

簡単に言えば、
気に入ったブランド製品、サービスの銘柄に投資している、
あとは、ちょっと気取って財務諸表を覗いて、
どんだけの負債抱えているか、程度ほど。
それも本当に、理解しているのか怪しいぐらい。
人に財務諸表の説明できる自信もないので、
本当は理解できていないんだよ、俺は。

アップルに投資したのは、所有していたAppleIIeに愛着があったから。
Microsoftに投資したのは、どこかしこも、Windowsだらけで、
損すると思えんかったから。
アマゾンに投資したのは、バブル弾けて株価が1/10以下まで値下がり、
たいした理由もなく、単に投資しやすい株価になったので投資。
10株で数万円だった気がする。
グーグルに投資したのは、IPO時に投資損ねた後悔があり、
その後のリーマンショックで大きく値下げしたんで、その後悔を晴らすために。
フェースブックは、当時ツイッターと迷ったけど、ザッカーバーグ氏が
スティーブ・ジョブス氏のような「型破りの」CEO像に見えたので、
化けるかもと思い、IPO不調でもあえて投資した。
ビザ、マスターは、過去ブログで言及した通り、独占企業だから。
その他の銘柄、もろもろ、この程度の理由でしか投資していない。

もちろん、失敗した銘柄のほうが多いよ。
ノベル、サン・マイクロシステムズ、ルーセント
も上記の投資理由と大した変わらない根拠で投資している。

海上掘削石油大手会社のトランス・オーシャンなんかも、
海上掘削大手で配当利回りも良いと思って、投資したら、
あっと言う間に株価は1/10程度までに、恥ずかしいこと、この上ない。
どんだけ、債務抱えている企業か、事前に調べろよ自分、無配にすぐ転落したし。

今年は、The North Faceで有名なVF Corporationに注目していたけど、
減配2回食らって、とうとう、ヘッジファンドが乗り出してきている。
それでも、投資する機会なのか、迷っている。

こんな調子で、米国株投資を続けてきただけなんだよ。
強いて言えば、ピーター・リンチの「株に勝つ」の内容に近いんだろうな。
自分の知っている銘柄に投資する。素人のほうがよく知っている。
みたいな感じの論調の本だったような。
ただし、ろくに知りもしない銘柄に投資している自分を常に恥じている。

俺は、この株が良いとか、悪いとか他人に言えるほど、
賢いと思ったこともないし、相場予想もしない。

多分、これからも投資は続けてゆくんだろうと思っている。
保有していると居心地が良いんでね。それだけの理由で投資している。
投資が好きなんだと自分で思うんだけど、
どこかで距離を置いていたりしているんだろうな、ふと思う。
だから続けられているのかもしれない。

投資を続けるなら、投資と共存しなきゃ続けられない、良い時も悪い時も。
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