2023年12月27日水曜日

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人生は短し、されど、長期投資は待ちくたびれる程に長く感じる。

米国株指数投資で長期投資したら、
米ドル建て平均投資利回り7-8%の過去実績があるので、
つい、そればかりに目が行って、
毎年7-8%の運用ができてしまうと錯覚。
こんな錯覚が現実に過去に起きていないし、
将来も起きない(と断言できる)。

長期投資で長期になればなるほど、
暴落を経験するし、暴騰も経験する。
大抵は、暴落に耐えきれずに、投資から遠ざかるもの。

ドットコム・バブル、リーマン・ショックの暴落の際に、
半値近くの暴落を経験したんだが、なぜか投資は続けていた。
なぜかと言われても、わからないのだが、
その当時、長期投資と言うワードは今ほどバズってなかったし、
そもそも、「平均投資利回り7-8%の過去実績」などの
投資情報も知らんかった。
むしろ、知らなかったことが良かったのかも、と今になって思う。
知らぬが仏。今なら、情弱強し、と言うところか。

俺が良く使うセリフ「長期的には右肩上がり」も実は、
平均線の例えであるので、これも日々の株価変動は考慮されていない。

毎日、相場を眺めていれば、長期なんかの視点を持つことは多分できない。
気になって、気になって、我慢できない。そうなる。

人生はあっという間に過ぎてしまうが、
株式投資があっという間に過ぎてガチホ保有することはなく、
常に気にかけて、利確、損切りする誘惑に駆られる。

人生はいろいろな浮き沈みがあって、それを糧に日々営む、
悲しみもあれば、楽しみも生まれる。

株式投資にも暴落、暴騰、下落、上昇のように浮き沈みがあるのだが、
それを糧に営むことなく、どこかで退場してしまう。
楽しめない、からだと思う。

ドットコム・バブル、リーマン・ショックで、
「投資楽しめたか?」と言われれば、当時はどうだろうなぁ、
どこまで下がるんだろうか?、
と言う感じで眺めていたことは覚えている。

さらに、ここまで株価下がれば、もう、
どうでもいいやって感じになって、
とことん付き合ってやろうじゃんって、
心境に変わっていった。
投資から撤退しようがしまいが、今更手遅れだし。

アメックスの株価が10ドル台まで下落したときは、
さすがに投資する気満々に心境が変わった。
いまじゃ株価180ドル台だから、10倍株になっている。
テンプルトン氏が言う、「悲観は買い」なんだろうな。
当時、霧の中で投資をしている気分ではあった。

はて?
今日の記事はいったい何を書いているのか、
わからない記事になったけど、俺の投資観なんて、こんなものだよ。

周りが先を急ぐと、そこから離れて、俺は「乗り損ねてもいいや」と言う心境になるひねくれ者の性格。
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