投資の相談を受けて、しばらくして、聞くと、
「やっぱりお金ないから、投資しなかったわ」
と聞かされたときにゃぁ、ちょっと体温が上昇する。
体温じゃなくて、頭の温度のほう。
「あんたの所有している自動車売って、安い車に乗り換えて、
浮いた維持費とかで、投資に回せばいいじゃない?」
って内心思うけど、言わない。面倒になりそうだから。
さらに、
「投資で上手くいけば、将来さらに高価な自動車購入できるのに」
と内心思うけど、言わない。将来を祝う気にならんし。
もっと言えば、
「余ったお金で投資しようと思う人なんか、いないわ」
「株式投資をしようと思う意思が、お金を用意するの」
と内心思うけど、言わない。にわとりと卵の論争になるから。
株式投資は余裕資金でと言うけど、
多くの庶民は「余裕資金」なんかあるわけないでしょう。
だから、今何かを我慢して、それを投資に回す。
そして、その投資の見返りとして、
若い時の我慢がその後の生活に余裕をもたらす。
余裕あると、いろんな経験できるぞ。
こう言うとさぁ、
若い時は借金してでも経験をとか、言う人いるんだけど、
健康寿命は延びているんだよ。
定年迎えて、数年後に人生全うする時代じゃない。
昭和の発想だよ、それ。
50歳、60歳でも「やれること」はたくさんある。
若い時に経験ばかり追って、中年になって金なくて、どうするん?
若い時の経験が重要と言うなら、株式投資も重要な経験の一つ。
そして、健康寿命が延びているということは、長期投資にも有利に働く。
長期投資と言っても、米国株式指数のドル建て過去ベースでいえば、
15年ぐらい経過すれば成果が出ている。
25歳から始めても、40歳。若くねーか、今の40歳なら。
若い時の経験がすべて花咲くわけじゃないんだし、
経験ばかりにお金かける必要あるんかと。
分散しておけよ、と思うぞ。
数打てば、当たるから。
クリスマス・ラリー来ねーかな。今年もサンタ来るよね。俺、サンタクロース信じているんで。
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