若くて働いているときはリスクある金融商品で運用して、
老後は安全資産で流れは非常に理解しやすく、
俺自身そう思っていたんだよな。
でも実際、30年近く株式投資で資産を築いてきて、
リタイアしたら安全資産と言われても、
安全資産って何?から始まり、
案の定、預金、国債とかの債券投資になるのかと。
経験期間から言えば、株式のほうがはるかに長いし、
あまり手を出してこなかった債券は逆に今相当疎い。
疎いから、俺にとっちゃリスクなんだよ。
安全じゃない。
あまり知らないものに手を出すときは、必ず失敗する、
と考えるのが俺のやりかた。そして、その失敗から学んでいく。
そう考えると、リタイアしてから、安全志向に基づき、
保有株式を清算して、債券や預金に移すという発想にはならんかった。
まぁ、米国債とか日本国債なら、政府がデフォルトしない限り、
元本と利回りは保証されている点で、
株式に比べ相対的に元本観点で安全なんだろうな。
ただ、日本国債は利回りが小さいし、米国債は元本保証とはいえ、
それはドル建てでのお話し。
為替リスクも長期でみれば相対的に小さくなる、と言う反論もあるけど、
それは株式も同じ事。
長期視点でみれば、債券よりも株式のほうが利回りが良い、
過去実績があるので、その点で見れば、株式のほうが安全とも言える。
しかし、株式の場合、投資先銘柄次第なので、やはり安全ではないんだろうな。
例え、保有株式が暴落しても、
ドットコム・バブル、リーマン・ショックで経験積んでいるので、
ある程度の覚悟はできている。常に見積もってもいるし。
むしろ、上記の2つの暴落の際に、債券を保有していなかったので、
債券投資の動向がさっぱりわからない。
今更、現金、貯金、債券に転向って言うのは無いな。
って言うのが俺の感想、せいぜい、米MMF。
30年近く保有してきた銘柄なんで、
一般論とか、世間ではそうだから、とかで、
なんとなく流されて、手放すなんてことはできない。
俺は株式でいい、それも米国銘柄で。
米国政府の債務上限によるデフォルト騒ぎは数年ごとに起きているよな。慣習みたいなもんだな。
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