長期投資と言っても、やってる本人からすると、
とてつもなく長く、つらいからな。
職場でへまして、株式は暴落となったら、とてつもなく長く、つらいからな。
もう、人生投げやりよ。
もう、逃げ場がねーよ。
そんな状況は、どういうときか、わかる?
株式投資が唯一の逃げ場なのに、
勤務先は業績芳しくなく、
仕事はへまやらかして、
株式市場はベア相場。
不景気になると、こうなるからな。
給与・賞与カットに加えて、
保有銘柄の株価下落のオマケまで、
ついてくるんだぞ。
投資をしているということは。
そして、世間は「株式投資ざまぁ」に鞍替え。
これが、まだ含み益がある状態なら、まだしも、
株式ガチホ投資始めた頃だったら、もう、
何が「ほったらかし」だ、やーめた、となる。
何がNISAだの、非課税だの、
利益でてなきゃ意味ないじゃん、こんな制度、ともなる。
「投資しなきゃ良かった」
長期投資の最初の葛藤は、この一言との対峙だな。
でも、よーく考えたら、
仕事のへまはいつも通りだしw、
株式投資で損しても、
借金(住宅、車ローン)を抱えているわけじゃない。
投資してなきゃ、どうせ、何かに浪費しているだけで、
どっちにせよ、手もとに現金が残っているわけでもないだろう。
このブル相場も、長期年間株式チャートで見たら、
消されれるような相場もかもしれんし。
周りの冷やかし、嘲笑はいつものことだから、無視。
良い年こいて、他人をあざ笑っても金にはならんから、時間の無駄。
居酒屋で愚痴っている暇あったら、人生の資金運用考えなきゃ。
ってな、ことをベア相場を眺めながら、あれこれ考える。
まぁ、そのうち、良い銘柄に巡り合えることもあるだろうし。
補足すると、
ベア相場の時こそ、著名な投資家やアナリストが何を語るか、
が重要だと思っている。
具体例で言えば、リーマン・ショックの際に、
クレジットカード決済大手のビザはお買い得、
の記事に俺は目が留まった。
その記事の内容は、
ビザがカード発行会社ではなく、カード決済会社であり、
金融危機からは遠い存在であることを、教えてくれた。
そう、逃げてばかりいると、何も始まらない。
バフェット氏も、リーマン・ショックの際には、
珍しく「買え」と連呼していた記憶がある。
落ち込んでからの、その次の対応が長期投資するかどうかの、分かれ目。
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