株式投資で一番怖いのは、
世界恐慌とか、ブラックマンデーのような
暴落と思うかもしれないけど、
俺が一番恐れているのは株価低迷。
今でこそ、ナスダック指数は快調のように見えるけど、
ドットコム・バブル以降の株価低迷期は長かったんよ。
10年以上だからね、
いったん上げては2009年で下げているから、
もう、絶望的になるよな。
過去10年の米国株はチャイナショック、コロナショックとかの
暴落はあれど、1~2年で回復しているのがほとんど。
暴落しても短期で回復するのが刷り込まれているんで、
米国株イケイケなんだよ、今は。
これがさぁ、10年以上も過去最高値を超えられないような
株式市場だったら、果たして「長期投資が~」なんか言っても、
誰も聞く耳を持たんから。
VOOって何?の世界。
今の時代、暴落でも暴騰でも値幅があればあるだけ、儲けられる時代。
下落ですらウェルカムなんだよ、株式相場は本当のところ。
映画「ショート・マネー」なんか、その典型。
これがレンジ相場になって、それが長く続くと、
株式も「つまらない」商品になる。
平成バブル弾けた日本株式がまさに、それ。
今でこそアベノミックスから勢いづいて3万円越えになって、
日本株も活況になってきたのを見ると、
まさに失われた20年(長きの株価低迷)って感じ。
いやいや、株価低迷があるから、長期投資には好都合で、
割安に買えるじゃん、と思うかもしれんけど、
それは理屈の世界。
一向に最高値を超えない株式に、
10年も希望を抱いて積み立てなんかしなくなると思うよ。
俺の場合は、ドットコム・バブル弾けても、
買い続けたおかげで今の資産がある。
なんでそうしたかは俺自身よくわからないんだけど、
たぶん、会社人生に希望を見いだせなかったので、
株式市場にしか、すがるものがなかった。
って、ところかな。恥ずかしながら。
別に、長期投資だから続けたというわけでもない。
結果として、長期投資だったんだなぁ、と思っているだけの話。
長期投資は結果論であって、それが目的ではなかった。儲からないのに長期する理由はないんだし。
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