最初のころの株式取引で上手くいっていたら、
長期投資ガチホなんか、しなかったと思っている。
俺が最初に投資した銘柄は「昭和海運」。
株価が手ごろだったから、投資しやすかったんだが、
これ、債務超過銘柄だと後で知った。
そもそも、「債務超過って何?」っていうレベル。
上手くいくわけないよな。
東証外国部以外の銘柄で、
NY市場で最初に投資した銘柄は、Kマート(KM)。
高配当だったのと、これも株価が手ごろだったので、投資。
最初の四半期配当だけは支払われたが、その後、無配発表。
ウォールマートとの競争に敗れチャプター11適用とのこと。
何ですか、チャプター11って?
のちに破産ということを知る。
ペニー株にも手を付けたことがある。
チャイナ・リソーシーズ・パシフィック(CHNA)とかの
実態があるんだか、ないような、怪しい銘柄。
出来高も薄い、どうしようもない銘柄。
当時の無知な俺は、怖いもの知らず。
正直、今思うと恥ずかしい。
10倍株になって、のちに破産した銘柄もある。
メトリコム(MCOM)。過去のブログに書いた記憶があるので、
興味があれば、漁っておくれ。
要は、株式売買では、才能がなかったということ。
運も味方しなかった。
ただ、当初の株式投資失敗のお陰で、投資本読まなくても、
十分、経験したよ。
バリュートラップ、高配当投資なんか特に。
まだ、治らんけど。
だから、切り替えたんだ。
売買せずに、長期保有できる銘柄に切り替えた。
あまり短期で夢を追わずにいようと。
あまり覚えていないが、
配当銘柄なら増配基調であることと、
投資記事に煽られずに自分の好きなブランドに投資する、
ってな感じに。
過去を振り返ると、もし、最初のころに
株式投資の売買が上手くいっていたら、
その経験で、いつまでも短期売買をしていただろうなと。
もし、空売り、ショートで当てていたら、
今頃、働きながら借金してショート(株価下落狙い)ばかり
狙っているんじゃないかと。
ドットコム・バブル、リーマン・ショックのお陰で
短期売買やタイミング投資がいかに困難で、
上手くいかないを十分見てきたしね。
映画「マネー・ショート」で儲けた人たちが、
更に儲けた記事を見ないのは、
ショート(株価下落狙い)ばかりしているから、
とも推測できる。
儲けた記憶、経験をなかなか消えないから、
また、それに賭けてしまう。
俺が幸運だったのは、株式投資でビギナーズ・ラックがなかったこと。
今から思えば、本当にそれが幸運だった。
ビギナーズ・ラックを再現しようと何度もトライして、
投資資金を潰さずに済んだ。
そして、投資をすれば、投資先が倒産することはある。
これを最初に経験したおかげで、
逆に分散投資の必要性を理解することもできた。
投資を始めた当初は、いまほど指数投資が普及していなかったからんぁ、当時指数投資だったら、今頃億れたかな?
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