2023年9月30日土曜日

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長期的には上昇するんだから、ブル・レバレッジすれば、もっと儲かるという発想はどうかな、と思う。

レバレッジやるな、とは言わんが、
きちんと理解しないと怖いもの、
だと俺は思っている。

俺がこの世で毛嫌いするもの
のひとつに、「借金」がある。

借金で無利子なんか、
ありえないと思っているし、
仮に、そんな気前の良いことをするのには
裏があるから、信用しない。

借金が嫌いな理由の一番は
借入利子が生じること。
これが嫌いなんだ。

クレジットのカード分割払いでも
利息の発生しない2回まで。
住宅ローンも自動車ローンも好かん。
全部、現金払い主義。歓迎されんけどね。

会社経営なら、金融界隈の信用として借入があるから、
借り入れもありなんだけど、俺はただの一個人。
個人が背負うリスクはたかが知れている。

前置きが長くなったけど、
レバレッジは「借金前提」のしろもの。
100万円しか投資資金ないのに、
なぜ300万円の投資ができる?
難しいことは別として、基本、借入しなきゃ
できんだろう。

見方を変えれば、投資時間を買っているようなもの。
急いでお金持ちになろうとすれば、
レバレッジに走ることになる。
でも、それには隠れコスト(借り入れコスト)を
支払っていることに気が付かない、だけ。
特に、レバレッジETFなんかは。

ブルでもベアでも、レバレッジETFが
30年も維持できるか、俺は疑っている。
歴史に残る暴落や暴騰での、早期償還もあるだろうなぁ、
と思っている。

長期的に上昇するにしても、一直線に上昇するわけではない、
途中には半値程度の暴落も覚悟しないといけない。
その途中の変動(ボラ)に対して、
レバレッジは大きなリスクを背負う。
LTCMの破綻なんか、良い例。

中には、ストップロスをしているから、
大丈夫と思う人もいるかもしれんけど、
ストップする値を飛ばして暴落したら、
ストップしないからね。底抜けする。
かつて、スイスフランの為替FXで起きたことがある。

俺自身もよくわかっていない、レバレッジの仕組みを。
わからないから、手を出さない。

現物投資でゆっくりお金持ちになれれば良い。
実際にそうなったし。

最後に、数万円程度のレバレッジETFをしてみれば、
動向が理解できると思うよ。
別にレバレッジをするな、とは言わない、
少額でいろいろな投資メソッド、銘柄を試して、
自分にあったものを見つければ良いと思う。

騙されなきゃ、わからんこともある。
なら少額で済ませるべき。それが俺の考え方。

レバレッジって名前はリボリング払いと同様に罪作りな言葉。
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