リーマン・ショックの際に日本の通貨が買われて、
2011年10月31日に1ドル=75円30銭台。で今、147円台。
もう、ほぼ円の価値は米ドルに対して約1/2までに低下。
日本から米国市場S&P500指数をみると、
どのように映るか見てみる。
過去最高の円高だった2011年10月31日の
S&P500指数は1253.30ドルで円建で約94,373円。
昨日のS&P500指数は4,453.53ドルで円建で約657,341円。
過去12年で、S&P500指数は円建てで約6.9倍強。
12年で7倍弱、めちゃくちゃ良かったんだな。
米ドル建てのS&P500指数の利回り7-8%に加えて、
さらに為替益が加わって、2倍になっているんだから。
この先、これ以上の投資利回りが拝めるかと言えば、
すげー疑問がある。
これから、さらに同様の円安推移だと、
1ドル294円台だから。
さすがに、そこまで来ると、
固定相場時の1ドル360円も視野に入ってくるし。
どんだけの円安インフレ食らうことか。
だとすると、もう、円建てだろうが、米ドル建てだろうが、
純粋に米国株式市場が上昇する分の投資利回りしか、
拝めない気がしてきた。
まぁ、それでも年平均慣らせば7-8%だから御の字なんだけど。
振り返ってみて、めちゃくちゃ良い波に乗っていたことに気が付く。
波に乗っている間は、その恩恵に気が付かないもの。
ガチホが良いのは、どんな波にも乗っているんで、実はビッグウェーブを逃さない。
ただし、荒波も来るので、それにも乗らないといけない。
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