米国の指数投資で10倍株を狙えるかと言うと、
30年保有しても確率的には相当低いかもしれない。
インフレ次第では、全くないとは言い切れないしね。
おおよそ、過去の実績投資利回り7-8%が、
ほぼ確実な路線になっている。
これが、個別銘柄投資だと、がらりと変わる。
今の企業予測なんか、今の状態の延長上の話なんで、
30年後の投資先の企業像なんか、予測したところで、
多分、そうはならない。
ドット・コム・バブル時代に、確実だと思った銘柄が
あえなく撃沈した経験がある俺にとって、十分、経験済み。
ワークステーション製造のサン・マイクロシステムズが業績低迷して、
お門違いのデータベースのオラクルに買収されるなんて、夢にも思わんかったし。
ミニ・コンピュータで名を馳せたディジタル・イクイップメントが
PC大手のコンパックに買収され、
そのコンパックがヒューレット・パッカードに買収され、
そのヒューレット・パッカードがHPEとHPQに企業分割されるストーリーなんて
誰も予測できんし。あっ、その前にアジレントがさきに企業分割されている。
モトローラなんか、鉄板のハイテク・ブランドだったのに、衛星電話で大コケして、
携帯事業がグーグルに身売り(最終的に、レノボに売却される)されるとはね。
ただし、モトローラ・ソリューションとして、業務無線の事業として、
あのコウモリ・ブランドは生き残っている。
ソフトウェアなら、ノベルもロータスも似たり寄ったり。
結果、GAFAM銘柄が生き残って、巨大化してきた歴史を見てきた俺にとって、
投資先銘柄の浮き沈みは、結局、運依存も大きい気がしている。
買収されたり、企業分割されたりで、
俺の投資ポートフォリオは結構、滅茶苦茶なんだけど、
でも超裕福層にたどり着けた。運が良かったんだな。
投資は自分で判断したけど、
その先のことはわからなかったので、
ガチホして相場に任せた。
仮に、ドットコム・バブル時代に米国指数投資できたとしても、
今の資産には、遠く達していない。
それが俺にとっては予想外の出来事。
本当に予測なんかしなくて良かった。
と今になって思う。
予測していたら、GAFAM銘柄なんか、
低迷し始めた途端、利確していたからな。
俺の分散投資は、当たるとデカい銘柄に行き着くための分散投資。
2023年7月24日月曜日
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個別銘柄投資の醍醐味は、指数投資にはない予測不能なところ。
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